AGENT ZEMI — 成果設計

エージェントゼミで、何を成果にし、どう届かせるか

2026-10-13 / 二本柳 → 西田さん 共有用
ゼミで追わせる成果
法人・事業者の業務にAIを組み込み、
対価を受け取って成果を出す
業務改善塾・コンサル・AI顧問・FDE は、どれも「案件デリバリー」の深さ違い
何ができるか
おざけんさんのAIゼミ(最新を知り続ける)
+
どう作るか
佐藤さんのゼミ(専門知識をエージェントに)
+
誰に・どう届けるか
エージェントゼミ本体(案件を取って届ける)

1全体像:5つのフェーズと、それを支える能力

上が案件の流れ。下がそれを進める能力。一番下に「信頼」が敷かれている。

フェーズ1見つける
フェーズ2見立てる
フェーズ3提案する
フェーズ4届ける
フェーズ5証明する
困っている事業者が1社いる
任せる所と合格基準に相手が頷いた
値段をつけて提案した
相手が自分で回せる形で渡した
対価をもらい、Before/Afterを語れる
必要な能力
聞く 徹底的にヒアリング
分ける → 選ぶ 判断して勧める
作る
数字にする
土台:信頼 人として(任せられる) AIの専門家として(ちゃんと知っている) 実績として(実際にやっている)

2「ヒアリング」は入口だけ。価値は「判断」にある

聞くのは事実を集める工程。分ける・選ぶは、聞いた後に自分で判断して相手に出すもの。

成果物=AI化マップ(専門性の核)
事実を集める
聞く
業務の現状をつかむ
流れ数字実物判断例外制約関係者・前後
▶
判断する
分ける
まず「なくす・まとめる」。残りをタスクに分けて振り分ける
なくすルールAI人
▶
判断する
選ぶ
最初の1つと、やらないこと、合格基準を勧める
インパクト実現可能性コスト
▶
形にする
作る
相手の専門分野・上流の業務に合わせてエージェントを組み、組織に根づかせる
「徹底的に聞く」=7つの観点を聞き切り、相手がいない場で第三者にその業務を説明できる状態。聞いている途中で解決策は言わない。

3AI力は「誰が使えるか」で上がる

スキル提出で証明できるのはL2まで。法人に届けるにはL4(チームで回る)が要る。

L1
使える
自分が毎日使う
今のスキル提出
L2
作れる
自分の業務をスキルに
L3
渡せる
他人が使っても動く
★ ゼミの到達目標
L4
チームで回る
複数人で運用できる
L5
組織に入れる
導入して定着
—
—
個人事業主・小規模の業務改善
法人チーム導入
業務改善塾・AI顧問
組織全体導入・FDE

4卒業時の姿:エージェントで案件を回す人

エージェントには2つの役割がある。顧客に届ける「外側」と、自分の案件デリバリーを回す「内側」。今のゼミは外側しか設計していなかった。

フェーズ
内側:自分を助けるエージェント
外側:顧客に届けるエージェント
見つける
業界向けAIニュースのたたき、困りごとの仮説出し
—
見立てる
ヒアリング準備(7つの観点)、議事録 → 業務の棚卸し、AI化マップのたたき
—
提案する
提案書・見積のドラフト
(試作を見せて提案)
届ける
実装の補助、手順書、引き継ぎ資料
顧客の業務に合わせたエージェント(例:問い合わせ返信、見積受付)
証明する
Before/After の集計、STAR化、事例カード
使われ続け、直せる状態で根づいている
卒業したときの姿
案件の5フェーズを、自分のエージェントチームと一緒に回し、
顧客にもエージェントを根づかせている人
今のスキル提出題材は自由。フェーズ4(作る)の練習で終わる
▶
これからフェーズごとのお題で「自分の案件を助けるスキル」を作る。
提出したスキルが、そのまま卒業時の道具箱になる。良いものはゼミの共有エージェントとして配る

5場のループ:見せる → 渡す → やり切る → 測る → 承認する

今ある場を、1本の循環としてつなぐ。紹介された事例が、次の人の火になる。

隔週ウェビナー 見せる・承認する ゼミのワーク 渡す 黙々作業会 やり切る 月曜ラジオ 測る(到達した工程) 事例が次の人の 「火」になる

6隔週ウェビナー:STARで「案件化までの意思決定」を見せる

ゼミの成果事例を、状況 → 課題 → 行動 → 結果 の順で紹介する。技術のハンズオンではなく、案件にたどり着くまでの判断を見せる回。

狙い:近い業種・立場の事例で「自分ごと」にし、手順が見えることで「自分にもできそう」と思わせる。そのうえで自分の業種で案件を提案してみるという行動を起こしてもらう。
S
状況
どんな立場・業種の人が、どんな状況にいたか(共感の入口)
T
課題
誰の、どんな困りごとに向き合ったか
A
行動(核)
何をどう判断し、どう動いたか。ここを厚くする
見つけた見立てた提案した届けた
R
結果
何が変わったか。金額などの数字は補助情報(変数が大きいため必須にしない)

60分の構成

OP
3分
前菜:最新ツール・時事
12分
事例紹介(STARで1〜3本) 35分
クロージング
10分
事例の集め方
  1. 入口は活用事例アンケート。「書くほどか迷う」「まず聞いてほしい」人は月曜ラジオのお便りへ。紹介してよいかを本人に確認
  2. 選ぶ基準:案件に直結した事例 → 業種の幅 → なければ運営の手持ち事例
  3. 運営(やなぎ・安永さん)がSTARに書き起こす(スキル化を予定)
  4. 本人が登壇、または運営が代理で紹介してコメント
直近の例(9/29回「その成功事例、あなたならどう売る?」):見積の変換、設備分析レポート、個人事業のSNS自動化の3事例。成果は本人の自己申告として表記。
成果の測り方
一次指標「実際に提案してみた」報告数
二次指標事例の登壇希望者数
今回の整理でつなぐこと
  • Aを5フェーズで分けて見せる → 事例がそのまま教材になる
  • クロージングで「今週のワーク」を案内し、黙々作業会と現在地チェックにつなぐ
  • 紹介した事例は事例カードにし、許諾を取って課題ライブラリへ

71社目の作り方と、育っていく課題ライブラリ

1社目は対価なしでいい。「やった」と言えることが最初のゴール。先輩の実案件が、次の人の練習課題になる。

練習
実践課題ライブラリ
架空企業の模擬案件。見立て・提案・納品まで
作品
ポートフォリオ
自主制作と明記。声かけの材料に
実績
1社目の実案件
社内・知人・ゼミ内でもOK。紹介の許可と推薦コメントを取る
承認
インタビュー
ヒーローインタビュー・ラジオ・ウェビナー
集合知
新しい課題
許諾を取り、匿名化してライブラリに追加
↺ 次の人の練習課題になる

8講座の役割:差別化ではなく補完

エージェントゼミを外枠にし、各ゼミが得意な能力を担う。信頼の「人として」は既存ゼミへ送る。


聞く

分ける・選ぶ

作る

信頼
エージェントゼミ本体誰に・どう届けるか/実績づくり
実績
佐藤さんのゼミ専門知識をエージェントに
おざけんさんのAIゼミAIの最新を知り続ける
AIの専門家
⑩ 仕事開拓ゼミ接点づくり・商談・フォロー
人として
⑪ AI人材力飛躍ゼミソフトスキル・コミュニケーション
人として
⑧ AI開発ゼミ 要整理業務の困りごとを仕組みに
主に担う 補助⑧は新しいエージェントゼミとの重なりが大きい

9気づいたら乗せられている設計

ここまでの設計を「ゼミ生が実際に動く」ところまで持っていくための仕組みの話。

背景の課題
1.8%
推奨行動(スキル提出)の直近30日の実行率(ゼミ生894人中16人)。チャンネルで話す人はいるのに、提出まではいかない層がいる
前提の制約
ゼミは任意参加のコミュニティ。ノルマや催促で強制すると、行動より先に離脱が起きる。一方でゼミの役割は「徹底的に行動させる場」
問い
強制されている感覚はないのに、気づいたらめちゃくちゃ行動していた、という状態をどう作るか
ヒントはゲーム。ポケモンは誰にも頼まれていないのに、ジムリーダーに負けたら自分から草むらでレベル上げをする。強制はないが、次にやることが常に1つ見えていて、やるとすぐ報われるから。この仕組みを分解して、ゼミに置き換える。
※7月にもXP・スライム育成でゲーム化を試したが、経験値がスキルの提出数に紐づいていて案件の前進と連動せず、現在は止まっている。今回は5フェーズの前進とAI力レベルに紐づけ直す。
次のジムが見えている
次の一手は、いつも1つだけ
現在地チェックの「次に育てる1つ」
作成済み
倒すと経験値が入る
やったら、すぐ反応が返る
提出したらすぐ6軸レポート
稼働中
負けたら草むらでレベル上げ
負けは罰ではなく、練習先の合図
詰まった所から同じ型の練習課題へ案内
作成済み
バッジで道が開く
「やりなさい」ではなく「開きました」
5フェーズ=5つのバッジ。取ると次の場が開く
設計中
図鑑を埋めたくなる
自分の道具と実績が貯まっていく
個人ページ(ゼミ生証・道具箱・歩み)
構想
殿堂入り・ライバル
一人にしない。最後は自分の物語に
黙々作業会の宣言、ウェビナーで事例紹介
一部あり
使わないもの:ノルマ・締切で追う・未提出の催促(強制されている感覚を生むため)
AGENT ZEMI / ゼミ生証(イメージ)
〇〇 〇〇 さん
見立提届証
AI力 L2 作れる → 次は L3 渡せる
次の一手:選ぶ力(demo-03 の選定理由)
個人ページ構想(Discordでログイン)
  • 本人だけが見られるページ。提出物・アンケートと照合して自動で更新
  • ゼミ生証:バッジとAI力レベル、次の一手
  • 道具箱:フェーズ別に作った自分のスキル
  • 歩み:提出・事例・バッジ取得のタイムライン
  • Newsical ファンクラブ(会員証・マイページ・継続ポイント)で作った仕組みを応用

10今あるもの・ないもの

外から見えるゼミの活動が「届ける」だけだったので、佐藤ゼミと同じに見えていた。

見つける
一部
レポートを実績として使える
見立てる
一番大きい穴
分ける・選ぶの場がない
提案する
穴
提案書テンプレを課題に追加済み
届ける
あり
スキル提出+6軸レポート
証明する
構想
ラジオ・ヒーローインタビュー
最初の1手:AI化マップ
ヒアリングシート(7つの観点)とセットで作る。「分ける・選ぶ」を鍛える場で、佐藤ゼミとの違いが一番はっきり出るところ。ゼミ生向けの現在地チェック(自分の位置と次の1手がわかるページ)も用意済み。

11相談したいこと

1
成果の定義
「対価を受け取る」までをゴールにしてよいか(1社目は対価なしでも途中達成として認める)
2
⑧ AI開発ゼミとの関係
統合するか、役割を分けるか
3
取り込みの進め方
佐藤さん・おざけんさんへ、どの順番で、どう役割を渡すか
4
スキル提出のお題
題材を自由から「フェーズ別のお題(自分の案件を助けるスキル)」に変える方向でよいか
5
個人ページ(Discordログイン)
この構想を進めてよいか。進める場合、ゼミ生のデータをどこに置くか(会社側か)は別途相談したい
6
名称
中身が「案件デリバリー」になるので、ともこさんと進めている見直しとセットで決めたい